Windows10(22H2)のサポート終了(2025年10月14日)まで、残り1年半ほどになります。
今あるPCは古い機種ばかりで、Windows11へのアップグレード要件を満たしているものはありません。
サポートが終わるまでに Windows11のPCを入手したいと思っています。
今あるパソコンの状態をまとめてみました。(すべて Windows10)
■=デスクトップ | 購入時期 | 動作状態 |
富士通 D551/DW ■ | 2013 | ◎ 快適動作中、11年間無事故。 専らウエブページの編集に使用 |
富士通 A540/B | 2014 | 〇 動作するが、放置状態 使う機会なし |
富士通 A550/B | 2015 | X 不動 7年間酷使し、2022年冷却ファンエラーでダウン |
富士通 D583/KX ■ | 2020/04 | ◎ 快適動作中、使用頻度高い |
NEC VK24TX/D | 2022/02 | △ 動作するが難あり 1年使用後、液晶下部に(タスクバー2段分くらいの)バーコード状の縦縞が出るようになった、故障の前兆 |
富士通 AH30/L | 2022/03 | ◎ 快適動作中、使用頻度高い |
普段よく使うのは、AH30/L > D583/KX > D551/DW です。
システム要件を満たしていないPCでもアップグレードする方法がありますが、レジストリの書き替えが必要でハードルが高く躊躇していました。
Windows Update が出来ない・・・という情報もあるし。
最近 レジストリをいじらなくても簡単にアップグレード出来る方法をネットで見つけたので、壊れかけの NEC VK24TX/Dを練習台にして試してみました。
(A540/B と D551/DW は 32bit なので Windows11 にはアップグレード出来ません)
今回のミッション
システム要件を満たしていないパソコンに Windows11 をアップグレードする
※ 実行は個人的興味&自己責任で行うものです。
Microsoftの保証外で、もちろん推奨もしていません。
互換性やその他の問題により、デバイスが正しく機能しない可能性がある。
セキュリティ更新プログラムを含む更新プログラムを受け取ることが保証されなくなる。
(更新プログラムを受け取る資格がなくなる)・・・と警告しています。
今回の方法はシステム要件のチェックを回避するわけで、この先 回避方法を無効化されるかもしれないし、現在 Update が出来ていても、今後の大型 Update (23H2の次、24H2?)時にアップデートを行うことが出来るのかは不明です。
メインで使うパソコンで行なうには、ちょっと怖い気がします。
Win7 から Win10 にアップグレードし 今は使う機会が減った古いパソコン、私のような難有りパソコンで試して遊んでみる・・・くらいがちょうどいいと思います。
一番いいのはシステム要件を満たしているパソコンで実行するか、Windows11搭載のパソコンを購入することです。
※ 追記
ITメディア関連サイトで、23H2ではサポート対象外であっても起動(使用)することが出来たが、次期バージョン24H2では一部の古いPCが「サポート対象外」から「起動不可」に変わるらしい・・・という記事がありました。
GIGAZINE Windows 11 のバージョン24H2では一部のPCがただの 「サポート対象外」 から 「起動不可」 に変わっていることが明らかに。
Gadget Gate Windows 11バージョン24H2、一部の古いPCでは動かなくなる可能性。
「一部の古いPC」っていうのは、システム要件を満たさないのにWindows11をいれたPCのことでしょうね。
CPUが第1世代のCore i シリーズ以降なら影響されないような記述もあるし、そうであれば Core i5-4590(第4世代)のD583/KX は希望がありそう。
VK24TX/D は Core i5-2430M(第2世代)なので 24H2 が適用出来るか試すにはちょうどいい。
@IT ひと目でわかる Windows 10/11 サポート期限一覧
この記事を読むと、Windows10(22H2)が 2025年10月サポート終了、Windows11(22H2)が2024年10月サポート終了。
システム要件を満たさないPC+Windows11(23H2)が2025年11月まで、システム要件を満たしたPC+Windows11(23H2) は 24H2 以降のアップデートが出来るだろうから、その後も使い続けることが出来る・・・のかな?。
そのうち Windows12 が出るだろうし、それまで待つか Windows11搭載のPCを買うか システム要件を満たした中古PCで繋ぐか 悩ましいところです。
Windows11 ダウンロードサイト
少し下にスクロールして
Windows11 ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする
「Windows11(multi-edition ISO)」を選択し、「ダウンロード」をクリック
「日本語」を選択し、「確認」をクリック」
「64-bit ダウンロード」をクリック
ダウンロード中 (保存先はダウンロードフォルダ)
ダウンロードしたら ISOファイルを開き、内容をすべてコピーし、別に作成したフォルダに貼り付ける。
フォルダ名はなんでもOK (例:新しいフォルダ)
最初うまく開くことが出来ず、ISOファイルを右クリック ⇒ プログラムから開く ⇒ エクスプローラー で開きました
別フォルダの中の、sourcesフォルダを開く
拡張子を表示する設定にしておいた方がいい
その中の appraiserres.dll を右クリック→プログラムから開く→アプリの表示→メモ帳で開く
メモ帳が開いたら、Ctrl+Aキーですべてを選択し、Deleteで削除する
削除したら上書き保存し、閉じる
容量が 0バイトになっているのを確かめて 戻る
これでシステム要件チェックを回避出来るようになるらしい
後は、setupを実行するだけ。
今回の練習台 NEC VK24TX/D (裏面のラベルを見たら 2012年の製品)
液晶が壊れかけなので、失敗してもどうってことないし・・・
10:42 セットアップスタート
A
「次へ」をクリック
システム要件を満たしていない別のパソコン(第6世代 Core i7)のアップグレードの際、この画面で次のメッセージが出ました。
「更新プログラムはインストールされていますが、実際に利用するには Windows11セットアップを再起動する必要があります。 再起動した後で、中断したところから再開します。」
もう一度やり直し、同じ画面Aで「次へ」をクリックせず、「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックする。
「今は実行しない」を選択し、「次へ」・・・で先へ進めました。
「同意する」をクリック
46%から進まなくて、少し不安になる・・・
10:53 インストール開始
11:42 セットアップ開始から 60分で完了
※
このPCには SSD(サムソン 850EVO 250GB)が入っています。
後日 友人の(システム要件を満たしていない)ノートパソコンを11にアップグレードした時は、約4時間かかりました。
ハードディスク内蔵PCの場合、かなり時間がかかります。
早速ネットにつなぎますが
つながりません (有線接続はOK)
(後でドライバーを入れ直したらつながるようになった)
別の無線LANカードに差し替えたら、つながりました
Windows Update は最初失敗したが、トラブルシューティングを実行して解決。
(エラーコードは 0x80248007)
設定 ⇒ システム ⇒ トラブルシューティング ⇒ その他のトラブルシューティングツール ⇒ WindowsUpdate を選択し 「実行する」
OSのバージョンも
ちゃんと 23H2 になっているし
ライセンス認証も問題なし
(画面の不具合が今の状態を保ってくれるなら) 24H2が適用出来なかったとしても 2025年11月11日まで 1年半使えます。
実施日:2024年3月8日
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